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【保存版】農業における土づくり・肥料に関する本おすすめ15選

   

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農作物を生産するときの目標は、①高品質、②高収量、③安定生産の3つです。この目標を達成するためには、健全な土づくりは欠かせません。一方、土壌の状態を正しく把握し、自身の畑の状況に応じて適切な土づくり、施肥を実践できている事例は少ないのではないでしょうか。健全な土づくりには、正しい知識と技術が必要です。
そこで今回は、土づくりや肥料に関するおすすめの本15選を紹介します。土壌学の基礎から適切な肥料の選び方や使用方法、土壌診断に基づく土壌改良の方法、有機肥料のつくり方まで、土づくりに関する幅広い内容の本を選定しています。初心者向け、玄人向けなど、その本に適した読者のイメージも提示しましたので、参考にしてみてください。

Contents

1.農学基礎シリーズ 新版 土壌学の基礎 生成・機能・肥沃度・環境|松中照夫著|農山漁村文化協会(農文協)

初心者の入門書としておすすめの1冊です。
「農学基礎シリーズ」は、土壌学の基礎のほかにも、作物や野菜、果樹、花卉など、様々なジャンルについて、基礎知識を学ぶことができます。どの本も初心者でも分かりやすい平易な表現で書かれているため、初めてそのジャンルの本を読むときに適しています。
本書では、土壌の理化学性や生物性など、土壌の構造や機能についての基本的な内容のほか、土壌診断や土壌肥沃度管理など、土壌学の基礎について学ぶことができます。また、耕地に由来する環境汚染や土壌汚染の課題など、最新の情報についても記述されています。
土壌学に関する基本的な内容を知りたい初心者の方におすすめです。

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2.新版 図解 土壌の基礎知識|藤原俊六郎著|農山漁村文化協会(農文協)


12万部の超ロングセラーを誇る1冊です。初心者~中級者向けです。
土壌肥料についての基本的な事柄を押さえつつ、農耕地(水田、畑、果樹園など)ごとの特徴と管理方法について、図解で説明されています。
全面改定した最新版では、津波害や放射能汚染問題など新しい課題についても記述されています。
基本的な土壌肥料に関する内容のほかに、最新の情報を知ることもできるため、現場指導者にもおすすめです。

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3. まんがでわかる 土と肥料 根っこから見た土の世界|村上敬文著|農山漁村文化協会(農文協)


土づくりの専門用語に詳しくない初心者の方におすすめです。
土づくりや肥料の話には、pHやCECなど、化学的概念が必ず登場します。しかし、このような専門用語に拒絶反応を示す方も少なくないのではないでしょうか。
本書では、根っこのキャラクター「ルートさん」が案内人となり、土の中で起こる現象について解説しています。土壌診断の基準となるモノサシや作物に必要な栄養素、有機物の役割、土壌中の生き物の話などが図説でまとめられています。
活字があまり得意でない方や、化学記号に苦手意識がある方でも、手にとっていただきやすい1冊です。

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4.改訂新版 土と施肥の新知識|後藤逸男、渡辺和彦、小川吉雄、六本木和夫著|全国肥料商連合会、農山漁村文化協会(農文協)


土と肥料の分野のおけるスペシャリストによって書かれたベストセラーの改訂版です。
第1部では、「土と肥料の基礎知識」と題して、土壌の基礎知識や施肥の原理、肥料の種類・特性などについてまとめられています。
第2部では、「施肥の実践」と題して、土壌診断や環境にやさしい施肥技術、作物別の土壌の特性と施肥法などについて解説されています。
別章として、肥料の品質の確保等に関する法律の概要についても記述されています。
普遍性の高い基礎的な部分を残しつつ、2020年に改正された「肥料の品質の確保等に関する法律(旧肥料取締法)」に関する概要や、最新の技術・知見に基づいた内容にも対応しており、土づくりのプロを目指したい方におすすめの1冊です。

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5.よくわかる 土と肥料のハンドブック 肥料・施肥編|JA全農肥料農薬部編|農山漁村文化協会(農文協)


「よくわかる 土と肥料のハンドブック」は、JA全農の肥料推進担当者向けに作成された技術資料「現場の土づくり・施肥Q&A」に、最新の研究と技術を盛り込み書籍化したものです。
「肥料・施肥編」のほかに「土壌改良編」があります。
「肥料・施肥編」では、肥料の特性と使い方、作物別(水稲、野菜、果樹など)の施肥法、作物の栄養診断法や主要な生理障害について、図表とイラストを用いて解説されています。
現場で指導する立場のJA担当者向けに作成された資料をもとに編集されているため、実践的な内容が多く、自身の畑ですぐ活用できる知識と技術が満載です。

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6.図解でよくわかる 土・肥料のきほん 選び方・使い方から、安全性、種類、流通まで|一般財団法人 日本土壌協会監修|誠文堂新光社


土づくりに必要な「肥料」の選び方・使い方、そして安全性、種類、流通まで、土と肥料に関わる一連の内容ついて図解で説明されています。
第1章の「土の働きと種類」から始まり、第10章の「環境の時代・土と肥料の未来」まで、様々な角度から「土」と「肥料」にまつわるテーマについて記述されています。
この1冊で、土壌の基礎知識、土壌診断、作物の栄養障害、肥料の種類と特徴など、土と肥料の基本を網羅することができるため、土づくりについて体系的に学びたい人におすすめです。

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7.最新農業技術 土壌施肥Vol.1|農文協編|農山漁村文化協会(農文協)


玄人向けの1冊です。「最新農業技術 土壌施肥」シリーズの第1巻で、全352ページに及びます。現在、Vol.1からVol.15まで全15巻が出版されています。
全巻、土壌肥料にまつわる様々なテーマの記事が掲載されています。
Vol.1では「農薬に頼らない土壌病害対策/畜糞・生ごみ活用」をテーマにした記事が掲載されています。
既に数多くの土壌肥料の書籍を読破し、それでもなお探求心が尽きない研究者タイプの方におすすめです。

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8.土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命|ゲイブ・ブラウン著、服部雄一郎訳|NHK出版

著者のゲイブ・ブラウン氏自身が、実践から学んだ土づくりのノンフィクションです。
ゲイブ・ブラウン氏は、NHK・BS「カーボンファーミング~環境再生型農業最前線~」に出演し、”耕さない農業”で話題になりました。
カーボンファーミング(Carbon Farming)とは、大気中の CO2 を土壌に取り込んで、農地の土壌の質を向上させ温室効果ガスの排出削減を目指す農法で、いわゆる環境再生型農業を指します。(引用:platform-172.pdf (maff.go.jp))
本書は2018年にアメリカで刊行され、「土の健康の5原則」について紹介しています。2022年に日本で翻訳版が刊行されるにあたり、第6の原則「背景の原則」が追加されました。
読み物としても楽しめる1冊のため、農業や土づくりに詳しくない方にもおすすめです。

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9.図解でよくわかる 土壌診断のきほん 土の成り立ちから、診断の進め方、診断に基づく施肥事例まで|一般財団法人 日本土壌協会監修|誠文堂新光社


土壌診断について一から学びたい方におすすめの1冊です。
土壌診断とは、人間の健康診断のような存在です。自身の健康状態を理解していなければ適切な処置ができないように、現在の土壌の状態を把握していなければ正しい土づくりをすることはできません。つまり、今の土壌の状態を知る手がかりになるのが土壌診断です。
本書では、土の基礎知識から、簡易な土壌診断の方法、土壌診断の結果を踏まえた施肥や土壌の改良方法について、図説でまとめられています。

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10.だれにもできる 土の物理性診断と改良|JA全農肥料農薬部編|安西徹郎著|農山漁村文化協会(農文協)


自身の畑の土の物理性が気になる方、改良方法を知りたい方におすすめの1冊です。
本書では、農作物の収量を上げるためには、土の物理性を改善することが重要であることを説き、だれにでもできる土の物理性を診断する方法と改良法について説明されています。
まず今の生産現場における土の問題点を指摘し、土の物理性の見方について解説しています。
次に、土の物理性を改良するのに用いる農業機械や資材の種類と特徴について説明しています。
さらに、実際の現地での実例を取り上げ、土の見方と改良法のポイントを解説しています。

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11 よくわかる 土と肥料のハンドブック 土壌改良編|JA全農肥料農薬部編|農山漁村文化協会(農文協)


「よくわかる 土と肥料のハンドブック」は、JA全農の肥料推進担当者向けに作成された技術資料「現場の土づくり・施肥Q&A」に、最新の研究と技術を盛り込み書籍化したものです。
「土壌改良編」のほかに「肥料・施肥編」があります。
「土壌改良編」では、耕地別(水田、畑地、樹園地、施設)の土壌改良と土壌管理の方法について説明したあと、土壌改良資材の特性と使い方について解説しています。
排水不良や連作障害などの問題への対応策、自分でできる土壌診断と土壌改良の方法を知ることができます。
現場で指導する立場のJA担当者向けに作成された資料をもとに編集されているため、実践的な内容が多く、自身の畑ですぐ活用できる知識と技術が満載です。

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12.イラスト基本からわかる 堆肥の作り方・使い方|後藤逸男監修|家の光協会


堆肥づくりに興味はあるものの、どの本を選べばいいか悩んでいる初心者の方におすすめです。
本書では、堆肥についての基本的な内容が記述されています。堆肥とは何か、堆肥の作り方・使い方、緑肥の効果と使い方について説明されています。堆肥の目的やよい堆肥づくりのポイント、堆肥の種類や目的に合わせた使い方について、イラストを用いて丁寧に解説されています。

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13.持続的農業の土づくり (農Bizムック)|一般財団法人 日本土壌協会監修|イカロス出版


環境にやさしい農業に興味のある方におすすめです。
持続的農業とは、経済性や生産性に留意しつつ、化学合成肥料や化学合成農薬の使用を低減した、環境負荷に配慮した生産方式を意味します。
本書では、持続的農業を実現するための土づくりについて、様々な視点から解説しています。
まず土づくりの基礎知識について、一般財団法人 日本土壌協会監修のもと、10トピックについて解説されています。
次に、「あたらしい土づくりの資材と手法」と題して、「緑肥の上手な使いかた」や「バイオスティミュラントで土づくり」などの7つのテーマが取り上げられています。
そのほか、SOFIX(土壌肥沃度指標)や土壌医検定などについても紹介されています。

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14.身近な素材でつくる ボカシ肥・発酵肥料とことん活用読本|農文協編|農山漁村文化協会(農文協)


本書は、別冊現代農業「ボカシ肥・発酵肥料 とことん活用読本」を単行本化したものです。
ボカシ肥料とは、米ぬか、なたね油かす、ふすまなど、身近にある有機質肥料を発酵分解させたものです。生ごみ、くず、かす、草、落ち葉など、一般的にはごみ扱いされるようなものでも、発酵させることで、貴重なボカシ肥・発酵肥料として利用することができます。
本書では、身近な有機物を使った家庭でできる肥料・堆肥の作り方を紹介しています。また、微生物による発酵の原理や素材を活かす個性派肥料についても記述されています。
SDGsが推進されるなか、一人一人が日々の暮らしで実践できる取り組みを紹介し、有機物循環社会実現を後押しする1冊です。

身近な素材でつくる ボカシ肥・発酵肥料とことん活用読本

 

15.今さら聞けない 有機肥料の話 きほんのき|農文協編|農山漁村文化協会(農文協)


有機農業、有機肥料に興味のある方におすすめです。
本書は、別冊現代農業2021年3月号「今さら聞けない 有機肥料の話 きほんのき」を単行本化したものです。
有機農業とは、①化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない、②遺伝子組換え技術を利用しない、③農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する農業生産の方法を用いて行われる農業です。(引用:【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~:農林水産省 (maff.go.jp))
つまり、有機農業では、化学合成肥料を使用することはできません。そのため、肥料には有機肥料を使う必要があります。
本書では、有機肥料とは何か、有機肥料をつくる工程で生じる発酵とは何かについて解説したあと、ボカシ肥・堆肥の作り方と使い方について説明しています。米ぬかやもみ殻、鶏糞、竹、廃菌床など、身近にある有機物の使い方について解説しています。
有機物ごとの肥料成分、発酵に役立つ微生物の種類と役割、熟度別堆肥の使い方、部分施用まで、有機肥料に関わる幅広い情報が掲載されています。

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