【保存版】会議の進め方を学ぶことが出来る本おすすめ11選

会議が有意義な時間となるか、無駄な時間を消費することになるかは、進め方によって大きく変わります。意思決定をする会議においては会社の重要な判断が必要になるでしょうし、アイデアを検討する会議においては、場合によって会社の利益にも影響があります。ここでは、会議の進め方を学ぶことができる本をご紹介していきます。

目次

1.問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)


ファシリーテーションの能力を伸ばすために実際にどのような能力を身に付ければいいのか教えてくれる良書。もう15年以上もビジネスマンのバイブルとなっている一冊です。単なる会議進行役としてのイメージで語られがちなファシリーテーションですが、会議で「同じ発言を繰り返す」「抵抗してくる」といった具体的な場面に直面した際の対処方法など、課題解決に結びつけるためのノウハウ満載です。

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2.オンラインでの「伝え方」 ココが違います!

リモートワーク環境になって、リアル会議との差を感じながら何とか会議をしているビジネスマンに読んでほしい1冊。本書では元アナウンサーの著者がオンラインで効果的にコミュニケーションするためのノウハウやテクニックを教えてくれます。Youtuberや各国首相の例など、発信する立場からの知見は参考になります。

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3.すごい会議


タイトルにインパクトがある「すごい会議」は、2005年に出版されてから10年以上に渡って読まれている本です。著者がアメリカで企業をした頃から実際に体験をしてきた会議の進め方についてまとめられています。前半部分は、経験談が書かれているため、とても読みやすく、生々しイメージを頭に思い描くことができます。本の後半には、会議の進め方におけるテンプレートが用意されており、今すぐにでも試すことができるようになっています。

一方で、書いている内容は理解できるが実践できるものではない、という厳しい意見もあります。著者のスキルの高さがあるからこそ実現できるような内容も含まれているため、すごい会議を読んでそのまま活用できないシーンも少なからずあるのです。テンプレートが用意されているからといって、そのまま活用するのではなく、自分の中でのフィルタを通すことが重要です。そして、会議の進め方におけるエッセンスを吸収し、ポイントを絞って実践に移していくことがこの本のうまい活用方法と言えるでしょう。

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4.ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ

ビジネススクールとして有名なグロービスで実際に使われているファシリテーションの本。議論に入る前の事前の仕込みから、議論で出た論点に対しての対処方法など、一連の会議の流れの中でファシリテーターが何をすべきかをタイトル通り教科書的に教えてくれる一冊です。

個人的には、「今までの理解させてやらせる」というスタイルから「引き出し、決めさせ、 自ら動くことを助ける」というスタイルを取ることによって、組織が活性化するという部分は取り入れてみたいと感じました。

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5.ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49

会議においては、ファシリテーターのスキルがとても重要な要素になります。進行する人が的外れな話をしたり、時間を気にしなかったりすると、ダラダラとした締まらない会議になってしまいます。この本には、ファシリテーターとして重要な要素がたくさん詰め込まれており、課題解決のために使えるツールが紹介されています。

人によっては浅いと感じることもあるでしょうが、容易な言葉で書かれており、すぐに実践しやすいように簡単に書かれています。そのため、専門書などで難しいキーワードを学んだ人が、この本を活用することで実践に移せるようになります。最初に全部を読み切ってしまい、会議がある度にヒットするページを読み直すといいでしょう。新人教育の場面でも活用ができる1冊です。

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6.超・会議術~テレワーク時代の新しい働き方


本書は元マイクロソフト業務執行役員の著者が、今までのクライアントの支援経験から、テレワーク環境での会議の進め方をわかりやすく教えてくれる1冊です。会議の準備段階から実践まで一連の流れに沿っての具体的なノウハウが満載です。個人的には”「アイデアを出す会議」と「決める会議」は分けて行う ”というところは響きました。

コロナ禍でリモート会議がやりにくいと感じているビジネスマンは必読です。いかに今まで非効率に仕事を進めてきたかを思い知ることが出来ます。

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7.伝える力

テレビでの解説がとても分かりやすい池上彰さんの代表的な1冊です。この本には、「話す」「書く」「聞く」の3つの作業について、どのようにすれば相手に伝わりやすくなるのかが書かれています。会議で自分が言いたい事がうまく話せない人、資料作りに悩んでいる人、参加者の話のスピードに付いていけない人、など3つの要素全てが会議で重要な事であり、会議の進め方に活用できます。池上さんらしくやさしい口調で書かれていますが、バサっと切っている内容やズシンと来るようなないようもあって、読み応えがあります。この本自体がとても読みやすい表現になっていて、例を交えながら噛み砕いて説明をしてくれているので、あっという間に読み終えることができるでしょう。まさに「伝える力」を表しています。

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8.世界で一番やさしい会議の教科書


タイトルが教科書となっていますが、内容は小説仕立てになっており、場面を想像しやすい本です。主人公が若手の社員となっていることもあって、30代までの若い社員の方にぴったりの本となっています。また、ビジネス書を読むことに慣れていない人でも読みやすくなっています。

ビジネス経験が浅い人からすると、会議の進め方で気になる事がたくさん出てきたとしても、上司や先輩に指摘ができないことが普通です。自分がまだ経験がないため、会議で気づいたことが正しい事なのか、発言に自信が持てないのです。会議の進め方について一般的な情報を本から仕入れることによって、推進方法が正しいのかどうかが把握できるようになります。本を読み進めながら、実践と照らし合わせていくと、よりスキルアップしやすくなるでしょう。

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9.質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?


会議の場で必要なスキルは、個人の意見を通すスキルではなく、チーム全体で解決に向かって頭を使うことです。1名が演説をし、周りが拍手をするだけの会議は何の意味もありません。質問会議とは、会議において意見を言わず、質問とそれに対する回答だけで進めていく会議の事です。大手企業も質問会議を取り入れており、実績を上げています。

質問会議にすることで、ただ参加しているだけという人がいなくなります。参加者全員が同じ方向を向けるようになり、通常よりも頭を使ったミーティングになるでしょう。質問会議の本でも、「チーム脳」の活性化について取り上げています。会議を暇なものや無駄なものと考えている人は、質問会議をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。仕事に対するモチベーションアップを図ることもできます。

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10.会議の生産性を高める 実践 パワーファシリテーション


意味のない会議が多いなと感じているビジネスマンに読んでほしい1冊。会議の枠組みをある程度設定してしまって(5つの議論モジュール)、主導的にアウトプットを効率的に出すことの出来るノウハウを学ぶことが出来ます。読者からも実践的でわかりやすいと評判です。

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11.開始3秒で差がつくWeb会議のコツ: 簡単なのに結果が驚くほど変わる!

Web会議をやらざるを得ない環境になり、少し慣れた方も多いと思いますが、本書は「より効果的に」Web会議を使いこなすコツを教えてくれる1冊です。話し方、映り方などちょっとしたひと手間で印象をアップさせてさせてくれるノウハウが満載です。非対面で商談をする営業マンには大変役に立ちます。

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会議の進め方を学ぶことが出来る本のまとめ

会議の進行について、11冊の本をご紹介しました。今回は会議に特化した本を多くご紹介しましたが、伝える力にもあったように、会議では「話し方」や「聞き方」など活かせるスキルはたくさんあり、プレゼンテーションの資料1つによっても会議の雰囲気は大きく変わります。今回ご紹介した本から派生させて、ビジネスの基礎能力を鍛える本やイレギュラーに強くなれるような本を読んでみるのもいいでしょう。

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