筋肉を付けるためにトレーニングが大事なことは言うまでもありませんが、そのほかにも筋肉を付ける大事な要素として、栄養の摂取があります。
今回は筋肉を大きくするうえで欠かせない栄養素であるタンパク質に注目し、そのタンパク質を効率的に摂取できるプロテインについて紹介していきます。
1.プロテインとは?
まず、プロテインについて簡単に解説します。よく、「プロテインは筋肉増強剤であり、副作用がある」ということが言われています。しかしこれは完全な間違いです。
プロテインは栄養補助食品であり、扱いとしては薬物ではなく食品です。よってあまりに過剰に摂取しない限り体調を崩すということもありませんし、むしろ足りない栄養素を効果的に補うことができる優れものといえます。
基本的に、プロテインは1食で15~20gほどのタンパク質を摂取できます。これを肉から摂取しようとすると、鶏肉だと100gほど食べる必要があります。これを毎日何色も続けることは難しいと思いますので、プロテインが役に立つというわけです。
2.プロテインを飲むタイミング
次にプロテインを飲むタイミングとしては、まず確実に抑えたいところとして筋トレ後があります。トレーニング後は、体が飢餓状態にあり、栄養を吸収しやすいタイミングにあります。ここでプロテインを摂取することで素早く筋肉に栄養を送り込むことが可能になります。
そのほかにおすすめのタイミングとしては、起床後や就寝前があります。
3.プロテインの選び方
プロテインと一口に言っても、種類があり、用途によって選ぶプロテインも変わってきます。まず、最も基本的でポピュラーなプロテインとしてホエイプロテインがあります。これは牛乳を原料とするプロテインで、素早く体に吸収される点と、比較的安価で購入できるという点でメリットがあります。
また、ホエイプロテインでもさらにWPCとWPIという種類に分類可能です。
WPCとは最もありふれたプロテインで、安く購入可能です。しかし、これには乳糖という成分が含まれており、この乳糖に耐性のない方はお腹を壊してしまいます。
一方、WPIプロテインであれば、この乳糖が可能な限り排除されていますので、お腹を壊す心配はそこまでありません。値段は高めですが、余計な脂質や糖質もなく、タンパク質含有量も多いのが特徴です。
そのほかには、カゼインプロテインというものもあります。これも牛乳を原料としていますが、ホエイプロテインと比べて吸収が緩やかなので、就寝前や間食のタイミングで摂取することで筋肉の分解を抑制することができます。
また、植物性タンパク質として、大豆プロテイン(ソイプロテイン)があります。ソイプロテインも吸収が緩やかであり、間食のタイミングに向いています。ホエイプロテインと比べてアミノ酸の含有量は少ないですが、グルタミンなどの回復を促すアミノ酸が多くなっているのが特徴です。ベジタリアンやヴィーガンの人はこのソイプロテインを摂取することになります。
4.おすすめのプロテイン
現在は国内外で多くのプロテインが販売されていますが、海外製のプロテインには禁止物質が配合されている可能性があるので、安全なものを選ぶ場合には、国内のメーカーのものを買うことをおすすめします。
国内メーカーでのおすすめは以下の通りです。
*ザバス
[amazon]明治 ザバス ホエイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g
日本で最も知名度の高いプロテインでしょう。スポーツ店の他にも薬局でも購入可能で、初心者でも飲みやすいプロテインです。
*DNS
[amazon]DNS/プロテインホエイ100/プレミアムチョコレート風味/1050g
タンパク質の含有量が高いのは特徴です。しかし、ビタミン類が配合されていないので、別途ビタミン剤を摂取する必要があります。
*ビーレジェンド
[amazon]ビーレジェンド ホエイプロテイン ベリベリベリー風味 1Kg
ネット通販のみの販売ですが、価格も安く、飲みやすいというのが特徴です。フレーバーも多いです。
*ケンタイ
[amazon]Kentai ウェイトダウン ソイプロテイン ココア風味 1kg
価格は高めですが、品質の良さに定評があります。
*ファインラボ
[amazon]ファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート プレーン風味 1kg
こちらも価格が高めですが、品質に関してはかなり高いものがあります。国内のトップボディビルダーも使用しています。
そのほかにも多くのプロテインがありますので、自分の目と舌で確かめてみるのもいいと思います。
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